ホンダが２０４０年に全車脱ガソリンを表明

　自動車（じどうしゃ）メーカーのホンダは２３日（にち）、２０４０年（ねん）に世界（せかい）で売（う）る新車（しんしゃ）のすべてを、ガソリンを燃料（ねんりょう）とする自動車（じどうしゃ）をやめて、電気自動車（でんきじどうしゃ）（ＥＶ）か水素（すいそ）を燃料（ねんりょう）とする燃料電池車（ねんりょうでんちしゃ）（ＦＣＶ）にするという目標（もくひょう）を明（あき）らかにしました。

　世界中（せかいじゅう）で高（たか）まる温室効果（おんしつこうか）ガスを減（へ）らす流（なが）れの中（なか）で決（き）めました。先進国（せんしんこく）ではＥＶとＦＣＶを売（う）る割合（わりあい）を３０年（ねん）に４０％、３５年（ねん）に８０％と徐々（じょじょ）に引（ひ）き上（あ）げていきます。しかし、ホンダが２０年（ねん）に売（う）った割合（わりあい）は０・３％しかなく、実現（じつげん）は簡単（かんたん）ではありません。

　今後（こんご）、日本（にっぽん）では２４年（ねん）に軽自動車（けいじどうしゃ）のＥＶを売（う）り出（だ）します。また、北（きた）アメリカでも２４年（ねん）に、電気自動車（でんきじどうしゃ）の開発（かいはつ）で協力（きょうりょく）するアメリカの自動車（じどうしゃ）メーカー、ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）と共同（きょうどう）で２種類（しゅるい）の大型（おおがた）ＥＶを新（あたら）しく売（う）り出（だ）し、中国（ちゅうごく）でも５年（ねん）以内（いない）に１０種類（しゅるい）のＥＶを売（う）る予定（よてい）です。