万博記念公園で聖火つなぐ　大阪

　東京（とうきょう）オリンピック（五輪（ごりん））の聖火（せいか）リレーは１３日（にち）から１４日（か）にかけ、大阪府（おおさかふ）が舞台（ぶたい）になりました。新型（しんがた）コロナウイルスの感染（かんせん）の広（ひろ）がりがひどくなってきた大阪府（おおさかふ）は、独自（どくじ）の警戒（けいかい）ランクで最悪（さいあく）の「赤信号（あかしんごう）」を点灯（てんとう）させ、府民（ふみん）に不要不急（ふようふきゅう）の外出（がいしゅつ）をひかえるよう求（もと）めています。大阪府（おおさかふ）での聖火（せいか）リレーは、もともと１８市町（しちょう）の計（けい）約（やく）４０キロメートルをめぐる計画（けいかく）でしたが、公道（こうどう）を走（はし）ることを中止（ちゅうし）し、吹田市（すいたし）にある万博記念公園（ばんぱくきねんこうえん）の中（なか）の３キロメートルのコースにまとめられました。

　観客（かんきゃく）はランナー１人（ひとり）につき家族（かぞく）４人（にん）にしぼられました。聖火（せいか）は、人影（ひとかげ）がまばらな公園（こうえん）の中（なか）を静（しず）かに運（はこ）ばれていきました。

　新型（しんがた）コロナによる影響（えいきょう）は、他（ほか）の地域（ちいき）の聖火（せいか）リレーにも出（で）ています。愛媛県（えひめけん）は、松山市（まつやまし）で２１日（にち）に予定（よてい）される聖火（せいか）リレーを公道（こうどう）で行（おこな）わないことにしました。