感染者数増加で再び「赤信号」　大阪

　大阪府（おおさかふ）は７日（なのか）、新型（しんがた）コロナウイルスの感染状況（かんせんじょうきょう）を判断（はんだん）する府（ふ）の独自基準（どくじきじゅん）「大阪（おおさか）モデル」で最（もっと）も深刻（しんこく）な「赤信号（あかしんごう）」を点灯（てんとう）させ、「医療非常事態宣言（いりょうひじょうじたいせんげん）」も出（だ）しました。府内（ふない）ではこの日（ひ）、８７８人（にん）の感染者（かんせんしゃ）を確認（かくにん）し、過去最多（かこさいた）を２日（ふつか）連続（れんぞく）で更新（こうしん）しました。症状（しょうじょう）の重（おも）い人（ひと）を受（う）け入（い）れるためのベッドの使用率（しようりつ）も７日（なのか）現在（げんざい）で７０・５％に達（たっ）しています。<

　大阪府（おおさかふ）によると、４月（がつ）６日（むいか）までの１週間（しゅうかん）の感染者数（かんせんしゃすう）は４１４６人（にん）で、前々週（ぜんぜんしゅう）に比（くら）べ約（やく）４・３倍（ばい）に増（ふ）えました。赤信号（あかしんごう）の点灯（てんとう）は今年（ことし）２月（がつ）以来（いらい）です。

　また、東京（とうきょう）オリンピック・パラリンピック組織委員会（そしきいいんかい）は７日（なのか）、大阪府内（おおさかふない）で１３、１４日（か）に予定（よてい）されていた東京（とうきょう）オリンピックの聖火（せいか）リレーを公道（こうどう）で行（おこな）わないことを発表（はっぴょう）しました。吹田市（すいたし）の万博記念公園内（ばんぱくきねんこうえんない）で無観客（むかんきゃく）で開催（かいさい）します。一（ひと）つの都道府県（とどうふけん）の全域（ぜんいき）で公道（こうどう）を走（はし）らないのは初（はじ）めてです。