東北新幹線　盛岡－新青森間の最高速度３２０キロメートルへ

　東北新幹線（とうほくしんかんせん）の盛岡（もりおか）―新青森（しんあおもり）間（かん）の最高速度（さいこうそくど）が、今（いま）の時速（じそく）２６０キロメートルから時速（じそく）３２０キロメートルに引（ひ）き上（あ）げられます。ＪＲ東日本（ひがしにほん）が６日（むいか）に発表（はっぴょう）しました。今月（こんげつ）から騒音（そうおん）対策（たいさく）などの工事（こうじ）を始（はじ）め、約（やく）７年（ねん）をかけて終（お）える予定（よてい）です。この区間（くかん）にかかる時間（じかん）は最大（さいだい）で約（やく）５分（ふん）短（みじか）くなります。

　東北新幹線（とうほくしんかんせん）の最高速度（さいこうそくど）は、すでに宇都宮（うつのみや）―盛岡（もりおか）間（かん）で時速（じそく）３２０キロメートルになっています。盛岡（もりおか）より北（きた）は国（くに）が決（き）めた計画（けいかく）に基（もと）づく「整備新幹線（せいびしんかんせん）」と呼（よ）ばれる区間（くかん）で、時速（じそく）２６０キロメートルに制限（せいげん）されてきました。整備新幹線（せいびしんかんせん）で最高（さいこう）速度（そくど）が引（ひ）き上（あ）げられるのは初（はじ）めてになります。

　また、上野（うえの）―大宮（おおみや）間（かん）の最高速度（さいこうそくど）についても、騒音（そうおん）対策（たいさく）の工事（こうじ）などが終（お）わったため、来（らい）年（ねん）春（はる）に今（いま）の時速（じそく）１１０キロメートルから時速（じそく）１３０キロメートルに引（ひ）き上（あ）げ、この区間（くかん）で最大（さいだい）約（やく）１分間（ぷんかん）の短縮（たんしゅく）を見込（みこ）みます。