日本と韓国、ビジネスマンの行き来再開へ

　日本（にっぽん）と韓国（かんこく）の政府（せいふ）が、ビジネス目的（もくてき）に限（かぎ）った往来（おうらい）を再開（さいかい）することで合意（ごうい）する見通（みとお）しです。新型（しんがた）コロナウイルスの感染拡大（かんせんかくだい）後（ご）、両国（りょうこく）の行（い）き来（き）は制限（せいげん）されていましたが、出張（しゅっちょう）などの短期滞在（たんきたいざい）を認（みと）める見通（みとお）しです。ただＰＣＲ検査（けんさ）の数（かず）に限（かぎ）りがあるため、１日（にち）の入国者（にゅうこくしゃ）数（すう）に上限（じょうげん）を設（もう）けることも検討（けんとう）しています。

　ビジネス目的（もくてき）に限（かぎ）った短期滞在（たんきたいざい）の往来（おうらい）再開（さいかい）は、シンガポールに続（つづ）き２国（こく）目（め）です。出国（しゅっこく）前（まえ）と相手（あいて）国（こく）入国（にゅうこく）後（ご）のＰＣＲ検査（けんさ）、事前（じぜん）の活動（かつどう）計画（けいかく）書（しょ）の提出（ていしゅつ）などを条件（じょうけん）に、入国（にゅうこく）後（ご）１４日（か）間（かん）の隔離（かくり）を免除（めんじょ）します。一方（いっぽう）、仕事（しごと）で外国（がいこく）に住（す）む駐在（ちゅうざい）員（いん）や留学生（りゅうがくせい）など長期（ちょうき）に滞在（たいざい）する人（ひと）の往来（おうらい）再開（さいかい）も認（みと）めますが、入国（にゅうこく）時（じ）検査（けんさ）と１４日（か）間（かん）の隔離（かくり）は必要（ひつよう）です。菅義偉（すがよしひで）総理大臣（そうりだいじん）は９月（がつ）２４日（か）、韓国（かんこく）の文在寅（ムンジェイン）大統領（だいとうりょう）との電話（でんわ）協議（きょうぎ）で、往来（おうらい）再開（さいかい）を急（いそ）ごうと話（はな）していました。