自民党新総裁に岸田さん　事実上、次の総理大臣

　自民党（じみんとう）のトップ「総裁（そうさい）」を決（き）める総裁（そうさい）選挙（せんきょ）は29日（にち）に投開票（とうかいひょう）され、新（あたら）しい総裁（そうさい）に岸田文雄（きしだふみお）さん（64）が選（えら）ばれました。岸田（きしだ）さんは10月（がつ）4日（よっか）に始（はじ）まる臨時国会（りんじこっかい）で、100代（だい）の総理大臣（そうりだいじん）に指名（しめい）される見通（みとお）しです。1回（かい）目（め）の投票（とうひょう）で決（き）まらず、決選投票（けっせんとうひょう）で岸田（きしだ）さんが勝（か）ちました。

　総裁選（そうさいせん）に立候補（りっこうほ）したのは、行政改革担当大臣（ぎょうせいかいかくたんとうだいじん）の河野太郎（こうのたろう）さん（58）、前（ぜん）政調会長（せいちょうかいちょう）の岸田文雄（きしだふみお）さん（64）、前（ぜん）総務大臣（そうむだいじん）の高市早苗（たかいちさなえ）さん（60）、幹事長（かんじちょう）代行（だいこう）の野田聖子（のだせいこ）さん（61）の4人（にん）です。菅義偉（すがよしひで）総理大臣（そうりだいじん）の総裁（そうさい）任期（にんき）が9月末（がつまつ）で切（き）れるため行（おこな）われました。

　今回（こんかい）は、国会議員（こっかいぎいん）の有効票（ゆうこうひょう）380票（ぴょう）と、党員票（とういんひょう）382票（ひょう）（約（やく）110万人（まんにん）の投票（とうひょう）を比例配分（ひれいはいぶん））の計（けい）762票（ひょう）を、4人（にん）で争（あらそ）いました。岸田（きしだ）さんが256票（ぴょう）を得（え）て1位（い）になりました。しかし、過半数（かはんすう）（382票（ひょう））には届（とど）かず、255票（ひょう）で2位（い）の河野（こうの）さんとの決選投票（けっせんとうひょう）になりました。決選投票（けっせんとうひょう）は国会議員（こっかいぎいん）の有効票（ゆうこうひょう）380票（ぴょう）と都道府県票（とどうふけんひょう）47票（ひょう）で決（き）まります。岸田（きしだ）さんが257票（ひょう）、河野（こうの）さんが170票（ぴょう）で、岸田（きしだ）さんが選（えら）ばれました。

👉詳細全文🔗