フランス、ワクチン「義務化」

　フランス政府（せいふ）は9日（ここのか）、新型（しんがた）コロナウイルス対策（たいさく）を強（つよ）めようと、飲食店（いんしょくてん）や長距離列車（ちょうきょりれっしゃ）などを利用（りよう）する時（とき）に、ワクチン接種（せっしゅ）完了（かんりょう）などの証明書（しょうめいしょ）を示（しめ）すことを義務（ぎむ）化（か）しました。

　証明書（しょうめいしょ）はワクチン接種（せっしゅ）のほか、ウイルスに感染（かんせん）していないことを示（しめ）します。証明書（しょうめいしょ）を示（しめ）さない客（きゃく）や、確認（かくにん）しなかった店（みせ）は罰金（ばっきん）をとられます。一方（いっぽう）、フランスではワクチン接種（せっしゅ）に抵抗（ていこう）感（かん）のある人（ひと）も少（すく）なくありません。接種（せっしゅ）を拒（こば）むなど「選択（せんたく）の自由（じゆう）」を求（もと）める抗議（こうぎ）デモが各地（かくち）で起（お）きています。